電子書籍のご案内

電子書籍について

当サイトの記事数も、いつの間にか100本を超えました。記事が増えたことで、初めてご覧になる先生にとっては、サイト全体の内容を把握しにくくなってきたように思います。そこで、当サイトと姉妹ブログ「Clinic Tech Lab」の記事を再編集し、電子書籍としてまとめています。現在は4冊です。

「フルスタック開業医シリーズ」の3冊は、テーマごとに既存の記事を抜粋・再構成したものです。最新刊の『なぜ、あのクリニックは潰れないのか』は、「なぜ潰れないのか」という一つの問いに沿って、一冊の流れとして再構成しました。いずれもサイトの記事がもとになっているため、すでにサイトをお読みいただいている先生にとって、まったく新しい内容というわけではありません。一方で、初めて当サイトをご覧になる先生には、全体像を把握するための入り口として、以前からお読みいただいている先生には、気になる分野をまとめて振り返るための資料として、ご活用いただければと思います。

各書籍は、基本的にどの章からお読みいただいても問題ない構成としています。最初から順番に読む必要はありませんので、それぞれの先生の状況に応じて、必要な箇所だけ拾い読みしていただければ幸いです。

電子書籍は、いずれもKindle Unlimitedの対象です。Kindle Unlimitedをご利用中の先生は、追加料金なしでお読みいただけますので、ご興味のあるテーマからぜひご覧ください。

『なぜ、あのクリニックは潰れないのか』(最新刊)

小さく開業して、長く続ける。ミニマム開業の種明かし

平日の午前中、私のクリニックの待合室には誰もいないことがあります。受付には事務スタッフが一人、診察室には私が一人。外から見れば、流行っていないクリニックに見えるでしょう。それでも、2022年の開業から、今も経営を続けています。

コロナ禍のさなかに、院長と事務スタッフ一人の二人体制で開業した小さな内科クリニック。検査機器はほとんどなく、レセプトも会計も確定申告も院長が自分で行い、業務の道具は生成AIの力を借りて自分で作る。固定費を「何日の診療で払えるか」で測り、使っていないものはやめ、やらないことを決め、もし潰れても人生までは詰まない逃げ道を用意しておく。派手さのない工夫を積み重ねてきた、ミニマム開業の記録です。

一方で、「潰れないこと」と「割に合うこと」は別の話です。本書の最後では、機会費用まで含めて、ミニマム開業が本当に割に合うのかを、正直に書きました。既刊3冊と同じエピソードも出てきますので、既刊をお読みの先生はその点をご了承ください。

こんな先生におすすめです

  • 開業を考えている、または迷っている
  • 小さく開業して、長く続けたいと考えている
  • すでに開業していて、固定費や業務の負担を見直したい

主な内容

  • 損益分岐点を下げる/やめたもの、削ったもの
  • 小さいから速い/院長がプログラムを書く
  • やらないことを決める/診療時間と予約の設計
  • 患者さん一人の重さ/人を少なく、大事にする
  • 逃げ道を持っておく/経営者の心と家族
  • 正直に言うと ―― ミニマム開業は割に合うのか

『なぜ、あのクリニックは潰れないのか』kindleページへ

『開業医という選択――ミニマム開業の現実と戦略』

開業を考えるすべての先生に、まず読んでほしい一冊

開業医か、勤務医か。開業コンサルタントに頼むべきか、自力でやるべきか。そして、ミニマム開業という選択の現実。本書は、このブログで反響のあった記事を再構成し、Kindle向けにまとめたシリーズの第一弾です。

「開業すれば成功する」という景気の良い話はほとんど書かれていません。むしろ「本当に開業して大丈夫なのか、もう一度立ち止まって考えてほしい」という内容の方が多い、少し変わった本です。開業することによって、不幸になる医師を増やしたくない――その一心で書きました。

こんな先生におすすめです

  • 開業と勤務医の間で迷っている
  • 開業コンサルタントに頼むべきか、自力でやるべきか判断がつかない
  • 「ミニマム開業」という選択肢が自分に合っているか知りたい
  • 開業前に、リアルな失敗談・注意点を知っておきたい

主な内容

  • 開業医か、勤務医か――両方を経験した立場からの比較
  • 開業コンサルタントの利益構造と、頼るべきかの判断軸
  • ミニマム開業という選択――費用を抑えた開業のリアル
  • 開業してわかったこと、お金と経営の現実
  • 開業医として続けていくということ

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『開業医のコストカット――小さなクリニックが生き残る経費戦略』

診療報酬は上がらない。それでも生き残るための、現実的な経費戦略

診療報酬は物価や人件費の上昇に見合うほどは上がらず、多くの診療所が厳しい経営を強いられています。自由診療など新たな収益源を作る選択肢もありますが、保険診療を中心にする以上、売上を大きく伸ばすことは簡単ではありません。だからこそ、経営改善の現実的な手段として重要になるのが、コストカットです。

本書は、著者が自院で実際に取り組んできたコスト削減策を、ブログで発信してきた記事をもとに一冊にまとめたシリーズ第二弾です。固定費の見直しから、決済コスト、外注・専門家コスト、税務・節税まで、小さなクリニックが生き残るための経費戦略を、実例つきで紹介しています。

こんな先生におすすめです

  • 診療報酬が伸び悩む中、コストの見直しを考えている
  • 固定費・通信費・決済手数料など、何から手をつければいいかわからない
  • 税理士や社労士への依頼を見直したい、または自分でできる範囲を知りたい
  • 措置法第26条やマイクロ法人など、開業医向けの節税策を知りたい

主な内容

  • なぜコストカットにこだわるのか――措置法第26条とみなし経費の考え方
  • 固定費・初期投資を削る――内装、通信費、警備、電子カルテ
  • 決済コストを見直す――自動精算機、自動釣銭機、キャッシュレス手数料
  • 外注・専門家コスト、そして投資の判断――税理士、社労士、ホームページ自作
  • 税務・節税――マイクロ法人の活用、給与所得控除、銀行口座の選び方

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『開業医のテックハック――生成AIと自作ツールでクリニックを回す』

「フルスタック開業医」の由来。ITと生成AIで、小さな診療所を回す

前作、前々作では、開業の考え方やコストカットを中心にまとめましたが、本書では「フルスタック開業医」というシリーズ名の由来でもある、ITと生成AIの活用に焦点を当てています。シリーズ第三弾です。

電子カルテ、回線、ホームページ、問診票といった診療所の基本的なIT環境の整え方から、生成AIを使った日常業務の効率化、そして自分自身で電子カルテを操作するツールを開発するところまで、実際に私が試行錯誤してきた過程をご紹介しています。

生成AIの登場によって、プログラミングの経験がなくても、現場で困っている本人が、自分の課題を解決するツールを作れる時代になりました。本書で紹介する内容がすべての診療所に当てはまるわけではありませんが、一つでも「これは取り入れられそうだ」と思えるものが見つかれば幸いです。

こんな先生におすすめです

  • 電子カルテや院内のIT環境を、もっと使いやすくしたい
  • 生成AIを日常業務にどう使えばいいか知りたい
  • 業者に頼らず、自分でできる範囲を広げたい

主な内容

  • なぜ開業医がテックと向き合うべきか
  • 電子カルテを使いこなす
  • 回線・ネットワークを整える
  • ホームページ・問診・日常業務のAI活用
  • 自分でツールを作る

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